「2009年サラリーマンの小遣い調査」
サラリーマンの平均小遣いは45,600円、昨年比700円のダウン
昼食代は3年連続500円台で推移、弁当持参は1割増加
| は じ め に | |
|
| 《調査設計》 | |||
| 調査時期 | 2009年4月18日から4月19日までの2日間 | ||
| 調査方法 | インターネットによる調査 (専門の調査会社に依頼し、全国からサンプルを収集) |
||
| サンプル数 | 全国のサラリーマン500名 | ||
── サンプル内訳 ──
| (上段:人数 下段:%) |
| 全 体 | 年 代 別 | 未既婚別 | ||||
| 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 未婚 | 既婚 | |
| 500人 (100) |
125人 (25) |
125人 (25) |
125人 (25) |
125人 (25) |
185人 (37.2) |
315人 (62.8) |
| 同居の子どもの有無 | 奥さんの就業状況 | 住居形態 | 居住地域 | ||||
| いる | いない | 専業主婦 | 共働き | 持ち家 | 賃貸 | 首都圏 | その他 |
| 246人 (49.2) |
254人 (50.8) |
150人 (47.6) |
165人 (52.4) |
284人 (56.8) |
193人 (38.6) |
195人 (39.0) |
305人 (61.0) |
| ※「奥さんの就業状況」の%では母数は315人(=既婚者総数) |
| 年収別 | |||||
| 300 万未満 |
300~500 万未満 |
500~700 万未満 |
700~900 万未満 |
900~1500 万未満 |
1500万以上 |
| 27人 (5.4) |
145人 (29.0) |
137人 (27.4) |
80人 (16.0) |
99人 (19.8) |
12人 (2.4) |
| ★次ページ以降の表・グラフ内の数字は、特に注意がない場合は全て%になっています(小数点第2位で四捨五入)。 ★この調査は、例年サラリーマンを対象に行なっていますが、個々のサンプルは毎年変わっています。 |
| インデックス |
| ◆ 2009年のサラリーマンの平均小遣い額は45,600円に。 昨年より700円ダウン (問1.この春からのあなたの1カ月分の小遣いはいくらですか) ◆ 半数(51.6%)が昇給なし。7.6%が「小遣い額がアップ」と回答した一方、18.0%は「ダウン」 (問2.この1年の間に昇給はありましたか。 あなたの小遣いはどのように変化しましたか。「アップした」という場合、1カ月あたりいくらアップしましたか) ◆ 理想の小遣い額は、「現実」プラス2.7万円の72,900円 (問3.あなたが理想とする1カ月分の小遣いはいくらですか) ◆ 昼食代の平均は590円。昨年比微増するも、3年連続500円台で推移。弁当持参は1割増加 (問4.あなたの昼食代を平均すると1回いくらですか) ◆ 外食は、量より質へ!? 平均3.3回と昨年の3.8回に比べて減少。1回の飲み代は約5,170円と、470円アップ! (問5.あなたはアフター5に1ヶ月に平均何回程度、外で飲食していますか。また、飲み代は1回平均いくらになりますか) ◆ 半数以上の人が、小遣いの使い道として、「昼食代」と「趣味の費用」をあげる (問6.小遣いの使い道として、必要不可欠なものは何ですか?) ◆ 家計の主導権は、過半数が「自分」。既婚者では「妻が主導権」が6割 (問7.家計の主導権は誰が握っていますか) ◆ サラリーマンが抱く不安、第1位は「老後」、第2位「自分の将来設計」、第3位「会社の将来」 (問8.最近、どのようなことに不安を感じていますか) ◆ 節約志向が顕著に。生活で見直した項目に「外食の回数やかける費用」、「レジャーの回数や趣味にかける費用」 (問9.景気が低迷していますが、このために、具体的に生活で見直したことはありますか) ◆ いま増やしたいことは、「家族やパートナーと過ごす時間」、「貯蓄にかけるお金」 (問10.不況期の今だからこそ、増やしたいと思っていることはありますか) ◆ 2人に1人が資産運用。目的は、昨年に続き、「今の生活をより充実させるため」が多数 (問11.あなたは、どのような資産運用を行っていますか。なぜ資産運用を行っているのですか) ◆ 「政治、経済への関心が高まった」と全体の約3割が回答 (問12.この一年間の経済状況の変化を受けて、ライフスタイルやご自身の考え方、価値観で大きく変わったことはありますか) |
| 問1.この春からのあなたの1カ月分の小遣いはいくらですか。 |
|
2009年のサラリーマンの平均小遣い額は45,600円に。
昨年より700円ダウン |
| 全体平均 45,600円(100円台以下は四捨五入) |
||
| ●年代別 2009年(2008年) 20代=45,600円(51,700円) 30代=47,300円(40,700円) 40代=43,200円(44,100円) 50代=46,200円(48,700円) |
●未既婚別 未婚=55,700円(54,000円) 既婚=39,700円(39,400円) |
●子どもの有無 あり=36,900円(39,300円) なし=54,100円(52,300円) |
| ●奥さんの就業状況 専業主婦=38,200円(44,000円) 共働き=41,000円(34,600円) |
●居住地域 首都圏=50,600円(51,900円) 関西圏=46,000円(54,200円) 東海圏=39,900円(41,300円) その他=41,100円(37,400円) |
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
| 問2.この1年の間に昇給はありましたか。あなたの小遣いはどのように変化しましたか。 「アップした」という場合、1ヶ月あたりいくらアップしましたか。 |
|
半数(51.6%)が昇給なし。
7.6%が「小遣い額がアップ」と回答した一方、18.0%は「ダウン」 昇給が「なかった」人たちは過半数を超え(51.6%)、「あった」人たちより若干ながら多い結果となりました。年代別でみると、「昇給があった」と答えた人の割合が、20代と30代で5割を超えたのに対して、40代と50代はともに3割強にとどまりました。30代は、昨年は66.4%の人が「昇給あり」と回答していましたが、今年は「昇給あり」が56.8%と約10ポイントの低下となっており、賃金が伸び悩んでいる傾向がうかがえます。世帯年収別では、500万円以上の世帯において、5割以上の人が「昇給あり」と回答しているのに対し、500万円未満の人たちにおいては、5割を切っています。特に、300万円未満においては、「昇給あり」と答えたのは22.2%と約4人に1人となっており、二極化が進んでいることが考えられます。 |
|
| 小遣い額 | アップ | 変化なし | ダウン | |
| 全 体 (%) | 7.6 | 74.4 | 18.0 | |
| 年代 | 20代 30代 40代 50代 |
16.8 8.0 4.8 0.8 |
72.8 76.8 73.6 74.4 |
10.4 15.2 21.6 24.8 |
| 未既婚 |
未婚 既婚 |
14.6 3.5 |
73.0 75.2 |
12.4 21.3 |
| 子供の 有無 |
いる いない |
3.7 11.4 |
76.4 72.4 |
19.9 16.1 |
| 奥さんの 就業状況 |
共働き 専業主婦 |
5.5 1.3 |
73.9 76.7 |
20.6 22.0 |
|
地域別で昇給が「あった」と回答した人の割合を比べると、首都圏(52.8%)以外の地域はいずれも半数を割っています。特に東海圏は40.8%と、他の地域よりもかなり低くなっています。東海圏では、製造業に従事する人が他地域に比べて多く(経済産業省「地域別鉱工業指数年報」「工業統計速報」による)、輸出型産業の落ち込みが直撃したということかもしれません。小遣い額の変化について尋ねたところ、20代を除いたすべての世代で、小遣い額が「ダウンした」人の方が、「アップした」人よりも多くなっています。 「小遣い面からみて、この一年間のあなたの日常生活はいかがでしたか?」と尋ねたところ、「ゆとりがある:苦しい=36:64」(前回 44:56)となっており、全体的に苦しさが増しているようです。また未婚者の過半数が「ゆとりがある」と回答している一方で、既婚者のおよそ4人に3人が「苦しい」と答えており、既婚者の余裕のない懐事情が垣間見えます。 |
| 問3.あなたが理想とする1カ月分の小遣いはいくらですか。 |
|
理想の小遣い額は、「現実」プラス2.7万円の72,900円
|
| 理想の小遣い額の全体平均 72,900円(100円台未満は四捨五入) ~現実の小遣いとの差額は27,300円~ |
||
| ●年代別(差額) 20代=68,100円(22,500円) 30代=74,100円(26,800円) 40代=76,000円(32,800円) 50代=73,200円(27,000円) |
●未既婚別(差額) 未婚=84,000円(28,300円) 既婚=66,300円(26,600円) |
●子どもの有無 あり=61,500円(26,600円) なし=83,800円(29,700円) |
| ●奥さんの就業状況(差額) 専業主婦=64,300円(26,100円) 共働き=68,100円(27,100円) |
●居住地域(差額) 首都圏=87,400円(36,800円) 関西圏=72,400円(26,400円) 東海圏=53,700円(13,800円) その他=61,400円(20,300円) |
|
|
今年の理想の平均小遣い額は昨年に比べ1,300円のプラスとなり、「72,900円」となりました。理想の小遣い額と現実の小遣い額の差額を全体でみると、昨年の25,300円に比べて2,000円ほど広がり、27,300円となっています。 年代別でみると、理想の小遣い額が最も高いのは40代の76,000円で、現実の額との開きも最大で32,800円でした。昨年までの調査では、理想の小遣い額が最も高かった20代でしたが、今年は彼らの理想とする金額は4つの年代のうち最少額でした。最近の若者は「地味で堅実」と言われますが、今回の調査でもその傾向が伺える結果となりました。一方で、40代は、理想の小遣い額は非常に高く、1960年代後半に生まれた「バブル世代」は、40代を迎えた今も、消費に対する意欲も高いということかもしれません。 なお、「子どもあり」層の理想額は61,500円と他に比べて低くなっています。子どもの教育費など何かと物入りなお父さんたちからは、控えめで現実的な金銭感覚がうかがえます。また、地域別では、東海圏が53,700円と唯一理想の小遣い額が50,000円台とかなり低い額となっています。また、実際の小遣い額との差額が13,800円と最も乖離が少なく、こちらも現実的と言えるかもしれません。 |
| 問4. あなたの昼食代を平均すると1回いくらですか。 |
|
昼食代の平均は590円。昨年から微増するも、3年連続500円台で推移。弁当持参は1割増加
|
||||||||||||||||||||||||
| 問5.あなたはアフター5に1ヶ月に平均何回程度、外で飲食していますか。 また、飲み代は1回平均いくらになりますか。 |
|
外食は、量より質!? 平均3.3回と昨年の3.8回に比べて減少。
1回の飲み代は約5,170円へ470円アップ 1ヵ月の外食回数は、平均3.3回と昨年の3.8回から0.5回減少し、週に1回程度あった飲み会は10日に1回程度の割合となっています。一方で、1回あたりの費用は、全体で5,180円と480円アップしていました。昨年来、サラリーマンは外食の回数(量)を減らしつつ、1回あたりの質を高めていると言えるのかもしれません。 回数をみると、最も多いのは20代の3.8回ですが、昨年の5.2回から大きく減少しています。最も少ないのは40代の2.6回でした。飲み代で高額なのが50代の6,050円でした。昨年、最も高額だった20代は、4,360円と今年は最も低い額となりました。いまどきの若者は飲み会などにお金をかけないと言われますが、今回の結果からもその傾向が見受けられました。 また、1ヵ月の飲み代(1ヵ月の外食回数×1回の飲み代)を昨年の結果と比較すると、800円ほど減少し、17,060円となりました。20代が1万円ほど減少している一方で、30代と50代が約3,000円程度上昇しています。 |
| 1日の昼食代(平均) (円) | 1ヵ月の外食回数(平均) (回数) | 1回の飲み代(平均) (円) | 1ヵ月の飲み代(平均) (円) | |||||
| 前年 | 今年 | 前年 | 今年 | 前年 | 今年 | 前年 | 今年 | |
| 全体 | 570 | 590 | 3.8 | 3.3 | 4,700 | 5,170 | 17,860 | 17,060 |
| 20代 | 560 | 580 | 5.2 | 3.8 | 5,100 | 4,360 | 26,520 | 16,570 |
| 30代 | 560 | 600 | 3.6 | 3.6 | 4,160 | 4,880 | 14,980 | 17,570 |
| 40代 | 530 | 540 | 2.8 | 2.6 | 5,100 | 5,380 | 14,280 | 14,000 |
| 50代 | 600 | 580 | 3.5 | 3.0 | 4,500 | 6,050 | 15,750 | 18,150 |
| 未婚 | 600 | 590 | 5.0 | 3.9 | 4,670 | 4,650 | 23,350 | 18,140 |
| 既婚 | 550 | 570 | 2.7 | 2.9 | 4,730 | 5,480 | 12,770 | 15,890 |
| 子どもあり | 510 | 570 | 2.6 | 2.5 | 4,470 | 5,590 | 11,620 | 13,980 |
| 子どもなし | 620 | 590 | 4.8 | 4.0 | 4,900 | 4,760 | 23,520 | 19,040 |
| 専業主婦 | 570 | 560 | 2.4 | 2.9 | 4,770 | 5,990 | 11,450 | 17,370 |
| 共働き | 570 | 580 | 2.9 | 2.9 | 4,690 | 5,010 | 13,600 | 14,530 |
| (※10円代未満は四捨五入) | ||||||||
| 問6.小遣いの使い道として、必要不可欠なものは何ですか。 |
|
半数以上の人が、小遣いの使い道として、「昼食代」と「趣味の費用」をあげる
|
| 問7.家計の主導権は誰が握っていますか |
|
家計の主導権は、過半数が「自分」。 既婚者では「妻が主導権」が6割。
|
| 問8.最近、どのようなことに不安を感じていますか。 |
|
サラリーマンが抱く不安、第1位は「老後」、第2位「自分の将来設計」、第3位「会社の将来」
|
| 問9.景気が低迷していますが、このために、具体的に生活で見直したことはありますか |
|
節約志向が顕著に。 生活で見直した項目に
「外食の回数やかける費用」「レジャーの回数や趣味にかける費用」 「景気が低迷していますが、このために、具体的に生活で見直したことはありますか」の問いに対し、外食やレジャーにかける費用を減らしたと回答した人が4割前後で、まずは”不要不急”な部分での出費を減らした傾向がうかがわれます。 年代別に見ると、「レジャーの回数や趣味にかける費用を減らした」と回答した20代は27.2%で、全体平均の39.0%に比べて11.8%少ない結果でした。これは、「レジャーの回数や趣味にかける費用を減らしたくない!」と考える若者が多いということかもしれませんが、地味で堅実な20代というイメージどおり、もともと若者はレジャーや趣味にお金をかけていないので、減らしようがないということかもしれません。 また、20代や30代は、他の世代に比べて「貯蓄商品の変更をした」と回答した人が多くなっています。とりわけ30代は、他の世代に比べ、レジャーや外食、通信費などのコスト削減に積極的に取り組んでいるようです。最も小遣い額の多かった30代ですが、お金を何に使うかに非常にシビアな姿勢が伺えます。ロスト・ジェネレーションとも呼ばれ、不況期に社会人になった彼らは、他の世代の人たちに比べて、環境の変化に最も敏感な世代だと言えるのかもしれません。 外食やレジャーの回数・費用を減らしたと回答した「子どもあり」世帯は過半数を超えています。また、「会社に弁当を持参するようになった」と回答した人が他と比べて多くなっており、子どものいる家庭の苦しい家計事情がうかがえます。世帯年収別では、900万円以上の層では「特にない」と回答する人が多くなっています。 |
| 外食の回数やかける費用 | レジャーの回数やかける費用 | 光熱費 | セールなどの活用が増えた | 通信費を減らした | 新聞や書籍代を減らした | 貯蓄商品の変更をした | 会社に弁当を持参するようになった | 自家用車を手放した | 子どもの教育費を減らした | その他 | 特にない | |
| 全体 | 43.4 | 39.0 | 19.0 | 18.4 | 11.2 | 10.8 | 9.2 | 9.0 | 4.2 | 0.6 | 1.2 | 31.0 |
| 20代 | 35.2 | 27.2 | 16.8 | 20.8 | 12.8 | 9.6 | 14.4 | 10.4 | 3.2 | 0.0 | 0.8 | 35.2 |
| 30代 | 48.0 | 41.6 | 22.4 | 16.8 | 17.6 | 12.8 | 15.2 | 9.6 | 4.0 | 1.6 | 1.6 | 28.8 |
| 40代 | 48.8 | 40.0 | 20.0 | 20.0 | 9.6 | 14.4 | 3.2 | 7.2 | 3.2 | 0.0 | 0.8 | 31.2 |
| 50代 | 41.6 | 47.2 | 16.8 | 16.0 | 4.8 | 6.4 | 4.0 | 8.8 | 6.4 | 0.8 | 1.6 | 28.8 |
| 子どもあり | 52.4 | 50.0 | 21.1 | 19.5 | 9.8 | 10.2 | 7.3 | 11.8 | 5.3 | 0.8 | 1.2 | 23.6 |
| 子どもなし | 34.6 | 28.3 | 16.9 | 17.3 | 12.6 | 11.4 | 11.0 | 6.3 | 3.1 | 0.4 | 1.2 | 38.2 |
| 問10.不況期の今だからこそ、増やしたいと思っていることはありますか |
|
いま増やしたいことは、「家族やパートナーと過ごす時間」、「貯蓄にかけるお金」
「いま増やしたいこと」については、「家族やパートナーと過ごす時間」や「貯蓄にかけるお金」をあげた人たちが最も多くなっています。一方で、レジャーや外食にかける費用や回数は減らしており、「巣ごもり消費」などという言葉に代表されるように、不況のため外出を控え、節約志向を強めている様子がうかがえます。実際、5月13日発表の社団法人日本PTA全国協議会の「子どもとメディアに関する意識調査」では、家族でテレビを見る時間が増え、一家団らんが復活しているのではないかという指摘もありました。 年代別で見ると、40代や50代に比べて、20代と30代が「貯蓄にかけるお金を増やす」と回答しています。また、20代と30代では約3人に1人が「資格などの勉強」を増やしたいと考えており、堅実な姿勢が伺えます。「家族やパートナーと過ごす時間を増やす」と答えている30代の数は、他の世代よりも多くなっています。 未婚者と既婚者を比べた場合に、未婚者の方が既婚者に比べて「貯蓄にかけるお金」や「投資にかけるお金」を増やすと回答した人が多くなっています。
|
| 問11.あなたは、どのような資産運用を行っていますか。なぜ資産運用を行っているのですか。 |
|
2人に1人が資産運用。昨年に続き「今の生活をより充実させるため」が多数
資産運用の実施率はおよそ2人に1人(49.0%)となっています。運用方法としては、第1位「株式」、第2位「投資信託」、第3位「為替・FX」となりました。 実施率は、年代別では50代が57.6%と全年代のなかで最も高く、40代が40.0%と最も低くなっていました。 また、なぜ資産運用を行っているのかと聞いたところ、「今の生活をより充実させるため」と答えた人が46.1%を占め、第1位となりましたが、昨年の60.7%に比べ、大幅に減少しました。第2位「老後の生活をより豊かにするため」(39.6%)、第3位「老後の生活が不安なため」(38.8%)と回答しており、こちらは昨年より10ポイント程度増加しました。現在の苦しい生活のみならず不透明な将来に備えるためにサラリーマンは資産運用をしているようです。 年代別でみると、「老後の生活をより豊かにするため」と回答した20代は、最も高い50代に次いで高く、30代や40代よりも、老後のことを心配して資産を運用していると言えそうです。 |
![]() |
| 問12.この一年間の経済状況の変化を受けて、ライフスタイルやご自身の考え方、価値観で大きく変わったことは? |
|
「政治、経済への関心が高まった」と全体の約3割が回答
|
|
|
おわりに いわゆるリーマン・ショック以降、新聞やテレビでは「未曾有の経済危機」、「100年に一度の金融危機」と報道され、たくさんの人が政治や経済の先行きに関心を寄せるようになりました。その結果「頼れるのは自分自身」と考えるようになった人が増え、家計を見直したり、貯蓄を増やしたりといった行動が増えたのかもしれません。しかしながら、必ずしも「節約=支出を控える」ではなく、商品の質と価格のバランスを見極め、より慎重な賢い消費者が増えているようにも見受けられます。これは「ファスト・フード」や「ファスト・ファッション」に人気が集まっていることからもうかがえます。 また、不況期の今だからこそ、家族とのコミュニケーションを増やしたいと考えているサラリーマンが多くいました。とはいえ、子どものいる世帯の過半数はレジャーや外食にかける費用を削減しています。5月13日に社団法人PTA全国協議会が発表した「子どもとメディアに関する意識調査」にもあったように、家族でテレビ番組を見るなど、給料も雇用も頭打ちという苦しい時代のもとで、お金をかけずに、どのように一家団らんの時間とコミュニケーションの機会をつくるかがお父さんに求められているようです。 |

